携帯ゲーム機市場の覇権をめぐって激しく争うソニーと任天堂

株式会社データリソース

2005-04-07 00:00

米国の調査会社インスタット社は、任天堂とソニーが今後数年間携帯ゲーム機市場の覇権をめぐって戦いを続けると予測している。2社は自社や他社の開発によるゲームを多数発売して利益をあげると見られている。
アリゾナ州スコッツデール、2005年3月30日
任天堂とソニーは、今後数年間携帯ゲーム機市場の覇権をめぐって戦いを続けるだろうとインスタット社は予測している。2社は、自社や他社の開発によるゲームを多数発売して利益をあげると見られている。ソニーは定評のあるゲーム機の専門知識を生かした新型プレイステーションポータブル(PSP)で、携帯ゲームの世界へ打って出ようとしている。PSPは、携帯用デジタル音声と動画のプレーヤ機能も兼ね備えており、単なるゲーム機ではなく、事実上携帯型の多機能統合機器である。長年市場を独占してきた任天堂は、短期間で優位に返り咲くことは出来るだろうが、ソニーは手ごわい競争相手となるだろう。

「ゲームボーイアドバンスSPとニンテンドーDSのユーザ層はわずかに異なる」とインスタット社のアナリストBrian O'Rourke氏は語っている。「そして任天堂はソフトウェアで巨大な利益を得ている。質の高いゲームがゲーム機本体の販売を促進するというのはゲームビジネスの法則である。」

インスタット社はまた、次のような調査結果を明らかにしている。

- ソニーは幅広い顧客にアピールできる新しい消費者向け機器を作ってきた歴史があるので、この新しいビジネスでも成功するだろう。2005年から2009年までは、18歳から34歳までの人々をターゲットとして、すべての携帯ゲーム機からPSPへの移行が進むだろう。
- ノキアはゲーム市場で生き残る決断をしており、資金もあるが、苦闘を続けるだろう。
- 携帯ゲーム機は、ゲーム以外の追加オプションを兼ね備えた一体型機器になりつつある。ユーザが期待している機能は、デジタル音声と映像の再生、デジタル画像鑑賞、カメラ、PDA、GPSなどである。

インスタット社レポート「2005年携帯ゲームのプラットフォーム:デバイスの統合が進み競争激化」は、出荷台数と売上収益、ベンダ別携帯ゲーム機器の世界市場予測が提供されている。また、市場動向の分析とベンダプロファイルも含まれている。


(リンク »)




◆調査レポート
2005年携帯ゲームのプラットフォーム:デバイスの統合が進み競争激化
(リンク »)

◆インスタット社について
(リンク »)


◆このプレスリリースに関するお問合せ
株式会社データリソース
107-0052 東京都港区赤坂4-5-6
Tel:03-3582-2531 Fax:03-3582-2861
(リンク »)
Eメール:info@dri.co.jp
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]